« 一昔前 | トップページ | Sergei Sergeevich Prokofiev »

2004.05.22

通念

といっても。。何らかの概念ではない。

頭から離れないフレーズ?

たった今で言うならば,シベリウスの第5Symphonyの第4楽章のテーマ。

いかにもフィヨルドの氷河をイメージとした単純で且つ深いフレーズ。
音名で言うならば,ホルンによる深い音によるが極めて単純な,ドソド,シソシ,ラソラ,シソシ・・・・というフレーズ。それに旋律が乗っていくのだが,なんといえない重さがある。
 行ったことがない世界であるが,なんとなく北欧の風景が浮かんでくる・・・・

 今,「座右のゲーテ」という本(新書)を読んでいる。ゲーテという,ドイツ最大の詩人でありながら,宰相という世俗的な一国の政治的実力者を経た人を取り上げた本であったことから興味がわいた。筆者について購入前は,特に関心は無かったが,よく見れば「声に出して読みたい日本語」等で評判の人【齋藤孝氏】だった。

 その中に著者が,それまで関心の無かったクラシック音楽に触れたきっかけが記載されていた。その章は「趣味というものは,中級品ではなく,最も優秀なものに接することによってのみつくられるものだからなのだ。」というものだ・・・・・
 個人的に経験に即していうならば,私個人もクラシック音楽が好きになってしまっている。クラシック音楽そのものが尊いとも最も優秀とも言えないと思っている。しかしながら,それを演奏する奏者と相まってすばらしいものとなる。これは個人的感想で言えば疑いがない(演奏者をそこまで導くということは,作品自体にその力があるということにはなるが)。
 今思えば,私が,この世界を好きになったのも,エアーチェックの世界とはいえ,聴き始めの段階で精神性に溢れた素晴らしい演奏に触れたからと思える・・・・
 但し,一流とは難しい表現かも知れない。個人的に言うならば,ことを問わず本質的な事項と言えるかも知れない。そのような本質的なもの触れると,それは虜になってしまう世界だと思える。
 そのような世界にどれだけ触れることが出来るのか・・・
 チャレンジあるのみなのだろうか。

6077

|

« 一昔前 | トップページ | Sergei Sergeevich Prokofiev »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/219649/57292210

この記事へのトラックバック一覧です: 通念:

« 一昔前 | トップページ | Sergei Sergeevich Prokofiev »