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2005.02.12

損害賠償,民訴法260条2項による仮執行の原状回復請求事件(最高裁判例)」

判例 平成16年04月27日 第三小法廷判決 平成13年(受)第1759号 損害賠償,民訴法260条2項による仮執行の原状回復請求事件

『要旨:雇用者の安全配慮義務違反によりり患したじん肺によって死亡したことを理由とする損害賠償請求権の消滅時効は,死亡の時から進行する』

『内容:  件名 損害賠償,民訴法260条2項による仮執行の原状回復請求事件 (最高裁判所 平成13年(受)第1759号 平成16年04月27日 第三小法廷判決 棄却)原審 福岡高等裁判所 (平成7年(ネ)第643号、936号、平成8年(ネ)第513号)』

『雇用者の安全配慮義務違反によりじん肺にかかったことを理由とする損害賠償請求権の消滅時効は,じん肺法所定の管理区分についての最終の行政上の決定を受けた時から進行すると解すべきであるが(最高裁平成元年(オ)第1667号同6年2月22日第三小法廷判決・民集48巻2号441頁),じん肺によって死亡した場合の損害については,死亡の時から損害賠償請求権の消滅時効が進行すると解するのが相当である。なぜなら,その者が,じん肺法所定の管理区分についての行政上の決定を受けている場合であっても,その後,じん肺を原因として死亡するか否か,その蓋然性は医学的にみて不明である上,その損害は,管理二〜四に相当する病状に基づく各損害とは質的に異なるものと解されるからである。』

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