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2005.02.09

訴訟救助決定に対する抗告審の取消決定に対する許可抗告事件

判例 平成16年07月13日 第二小法廷決定 平成16年(行フ)第4号 訴訟救助決定に対する抗告審の取消決定に対する許可抗告事件


『要旨: 訴訟上の救助の決定に対し,訴訟の相手方当事者は,即時抗告をすることができる』

『内容:  件名訴訟救助決定に対する抗告審の取消決定に対する許可抗告事件 (最高裁判所 平成16年(行フ)第4号 平成16年07月13日 第二小法廷決定 棄却)原審大阪高等裁判所 (平成16年(行ス)第6号)』

多数意見
『 民訴法86条は,同条に基づく即時抗告の対象となるべき決定から,同法82条1項に基づいてされた訴訟上の救助の決定を文言上除外していない。また,訴訟上の救助の決定を受けた者が同項本文に規定する要件を欠くことが判明し,又はこれを欠くに至った場合における救助の決定の取消しについて,同法84条は,利害関係人が裁判所に対してその取消しを申し立てることができる旨を規定している。訴訟上の救助の決定は,訴え提起の手数料その他の裁判費用等についてその支払の猶予等の効力を有し(同法83条1項1号等),それゆえに訴えの適法性にかかわるものであるほか(同法137条1項後段,2項,141条1項参照),訴訟の追行を可能にするものであるから,訴訟の相手方当事者は,訴訟上の救助の決定が適法にされたかどうかについて利害関係を有するものというべきである。以上の点に照らすと,訴訟上の救助の決定に対しては,訴訟の相手方当事者は,即時抗告をすることができるものと解するのが相当である(大審院昭和11年(ク)第575号同年12月15日決定・民集15巻24号2207頁参照)。これと同旨の原審の判断は,正当として是認することができ,原決定に所論の違法はない。論旨は採用することができない。』

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