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2005.12.05

思い出が焼失したときの値段

 今の住まいはさほど広いものではないため,シーズンものは時期が過ぎると実家に預かってもらっている。昨日,クリスマス物を実家から戻してきたことから,この度,ようやくの飾り付けとなった。

 ところで,マンション暮らしの方々等が増える一方で物が豊富となったこの時代,自宅に置くことが困難なものが多く現れてしまう。そのような問題を解決するために,直近に使用する予定が無くなった物を,レンタルの簡易倉庫等に預ける方々が増加している。
 預ける物は,季節のものだけでなく,日頃使わないが捨てることの出来ない大事な思い出の品等であることが多い。
 レンタルの簡易倉庫等は,その使用者が不特定多数である。利用者の中にはそそっかしい人もいるだろう。どのような方が利用しているかわからないのである。他の利用者の不注意により,借りている倉庫が燃えてしまうことは起こりえる。
 そうなってしまうと,大事な思い出も一緒に消えていってしまうことになる。見ず知らずの他人に大事な思い出を消されてしまうことは耐え難いことだろう。
 では,そのような場合にどのような賠償や補償を求めることが出来るのだろうか?
 その基準は,その物の交換価値となってしまう。
 つまり,それを預けた人の思い入れがいかに大きな逸品であったとしても,骨董的価値もなく且つそれ以外の人にとっては特に値打ちが感じられない物であったとすれば,それは金銭的には評価されないということが原則となる。つまり,損害賠償或いは補償額は,ほぼゼロに近いことになる。
 焼失だけでも耐え難いものであるが,それ以上に残念な結末となるのだが,今の法律的な考え方を前提とすれば,このような結論になってしまう。
 思い入れの物を自らの手から離して保管する場合には,このような場合のことも考えておく必要がある

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