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2006.09.05

最高裁判所平成18年08月30日判決(窃盗被告事件)

事件番号 平成18(あ)334
事件名 窃盗被告事件
裁判年月日 平成18年08月30日
法廷名 最高裁判所第二小法廷
裁判種別 決定
結果 棄却
判例集巻・号・頁

原審裁判所名 東京高等裁判所
原審事件番号 平成17(う)2637
原審裁判年月日 平成18年01月18日

判示事項
裁判要旨
刑法244条1項は,内縁の配偶者に適用又は類推適用されない

主文
本件上告を棄却する。
当審における未決勾留日数中110日を本刑に算入する。

理由
弁護人近藤広明の上告趣意は,違憲をいう点を含め,実質は単なる法令違反,事実誤認,量刑不当の主張であって,刑訴法405条の上告理由に当たらない。
なお,所論にかんがみ職権で判断すると,刑法244条1項は,刑の必要的免除を定めるものであって,免除を受ける者の範囲は明確に定める必要があることなどからして,内縁の配偶者に適用又は類推適用されることはないと解するのが相当である。したがって,本件に同条項の適用等をしなかった原判決の結論は正当として是認することができる。
よって,刑訴法414条,386条1項3号,181条1項ただし書,刑法21条により,裁判官全員一致の意見で,主文のとおり決定する。
(裁判長裁判官津野修裁判官滝井繁男裁判官今井功裁判官中川了滋裁判官古田佑紀)

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