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2007.06.05

圧倒的なベートーベン@大植氏&大フィル

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ベートーベン交響曲全曲演奏会Ⅰ
大植英次指揮大阪フィルハーモニー交響楽団
ザ・シンフォニーホール

本日は
交響曲第1番ハ長調op21
交響曲第2番ニ長調op36
そして
交響曲第3番変ホ長調op55
「英雄」

圧倒的演奏!!

また自宅に戻って
時間の出来たときに
追加して書きます。

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追記)

【1番と2番】
ベートーベンのシンフォニーの中で一般的に演奏される機会が少ないものといえば1番と2番となるだろう。
私も,今回まで生演奏では聴いたことがなかった。録音ものは何度も聴いたことがあり,耳にそれなりに馴染みはあるのだが,この楽章は1番だったっけ2番だったっけ?と,正確な区別がつかないというのが正直なところ(同じようなことが,ベートーベンの場合,ピアノコンチェルト1番と2番についても言える)
比較的馴染みのない曲だが,生演奏にてじっくり聴いてみると,やはりベートーベンならではと思わされるし,その時代のどの曲よりも先を行っているのだろうなと思わずにはいられない。
今宵は特に2番の演奏に感じ入ることが多かった!
これほどメリハリのきいた素晴らしい2番の演奏というものは他にはそうそうお目にかかれないのだろう。
見るからに気合いも入った演奏で,きびきびとそして重厚。
定演等にてメインを十分にはることが出来るんじゃないかと思わせる出来だった。
それとともに,2番のシンフォニーというものの凄さを再認識できたことは,今宵のとても大きな収穫だった。
ただ,2番の充実した演奏を聴いてその曲については何も言うことがなかったのだが,別の意味で一抹の不安もあった。
50分もある大曲である次の3番の演奏,大丈夫だろうか??

【3番】
この曲は,個人的に思い入れの深い曲でもある。
プロフィールに書いたように,今のようにクラシック音楽を聴くようになったきっかけと言える曲がこの第3番「英雄」。
「ジャン・・ジャン・・??」「何じゃこれ・・・」・・・・・・・・・これが最初であり,そして今につながっているのである。
この曲は,何度も聴いた曲であるし,また,ポケットサイズの楽譜を買ってきて楽譜を眺めては,ピアノの鍵盤で1音1音確かめて鳴らし,そして,音をひろってハーモニーを響かせた曲。
曲の存在感としては第九を超えるものではないと思うが,ベートーベンの音楽或いはクラシックの音楽史というものを考えたときには,多分,この「英雄」の誕生が後の音楽の世界を大きく変貌させたものであるといえるのではないかと,私は思っている。
きっと,この曲は,ベートーベンが自分を確立した曲であり且つベートーベンそのものを表している曲なのだろうと思っている。
そんな思い入れの深い曲
演奏もとてつもなく嬉しいものでした!!
個人的には,大植氏&大フィルのコンビで聴いた中では「英雄の生涯」が一番だと思っていたのですが,それを超えてしまいました。圧感でした。
それこそ1音・1音楽しみました。響きを堪能しました。
そして,演奏に対する情熱をひしひしと感じました。
そこまで人を引き込みまた思わせる3番は,それまでの楽曲とはやはり違います。
やはり3番は偉大すぎることを改めて感じさせる,そんな私にとって満ち足りた演奏でした。


【ベートーベンの交響曲チクルス】
大阪フィルといえば,故朝比奈隆氏ご存命の折,ベートーベンとブルックナーと言われるほどの存在。
その大フィルのベートーベンの交響曲の全曲演奏ともなれば,真剣勝負するつもりなのねと感じ取ってしまう。
大植氏を迎えて初めてのベートーベンの交響曲のチクルス。
正しく,そんな機会でした。
全身全霊で取り組んでいるという
そんな感じを強く受ける機会でした。
かつて,「英雄」を,大阪フィルハーモニー会館で聴かせていただいたことがありました。
2004年9月 5日 (日)正会員 
そのときはそのときで,とても嬉しくまた楽しい機会でしたが,やはり,今回のようなシンフォニーホールでの全曲演奏ともなれば「曲が違う」とまで感じさせてしまうほどのイベント。
そんな機会に巡り会うことが出来て,本当にありがたや。
そんな気持ちでいっぱいです。

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立ち見ではなくとも「立見券」・・・・・
この夜は,チケットを家に忘れてきてしまっていた・・・
時間もないことから諦めようかとも考えたものだが
やはり聴きに行きたい。
事情をお話したところ,立見券を買って入場し,購入済のチケットの場所に座っていただければよいとのこと。
なを,立見券は次の機会に払い戻ししていただけるとのことでした。
ありがたや。
こういうことをクリアできての,嬉しい演奏でした(涙)

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