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2007.06.07

「終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン」(厚生労働省)

終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/05/dl/s0521-11a.pdf

終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン解説編
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/05/dl/s0521-11b.pdf

いずれも平成19年5月

それで,どうしたらいいの?という部分で終わっている。
なお,「解説」には「国に対しては、本ガイドラインの普及を図るとともに、緩和ケアの充実など終末期を迎える患者及び家族を支えるため、その体制整備に積極的に取り組むことを要望します。」とあるが,これを普及させて,何か事態がかわるのだろうか?
考えられるとすれば
先日テレビを見ていたところ,実際上の問題としては,多くの医師が延命治療の中断を行った経験があると述べていた。思うところ,これらの延命治療の中断は,患者本人や家族の意思を受けて,単独の医師が決断していたケースが多いのではないだろうか。
仮に,そうだとすると,このガイドラインの普及によって,一人の医師が本人や家族等の承諾を得て行っていたであろうものが一掃されるということなのだろう。
集団での討議においては時間を要すると考えることが常識に沿うであろうから,このことをも考えると,臨床の現場においては,現状以上に,延命治療の継続となるケースが増加するということなのか。

平井利明のメモ

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