« 平成18(ワ)7073職務発明の対価金請求事件 | トップページ | 平成19(ワ)7324損害賠償請求事件(「愛の流刑地」に関するもの) »

2007.08.30

平成19(ネ)10022損害賠償等請求控訴事件

平成19(ネ)10022損害賠償等請求控訴事件
平成19年07月25日知的財産高等裁判所判決

判決文


   平井利明のメモ

主文
1 本件控訴を棄却する。
2 控訴費用は控訴人の負担とする。

事案の要旨(判決文より:但し,一部省略)
本件は,①主位的請求原因として,控訴人が制作した人形作品(以下「本件各人形」という。)を被写体として撮影した写真等が編集・掲載された「(省略)」と題する書籍(以下「本件写真集」という。ただし,控訴人の当審における表記に従って,「本件作品集」という場合がある。)は,控訴人が創作したものであるから,著作権は専ら控訴人に帰属する(被控訴人に帰属しない)にもかかわらず,被控訴人がその著作権者であるとして出版社から,本件写真集の制作に関して金銭を受け取った行為は,本件写真集に係る控訴人の著作権を侵害する不法行為を構成する,②予備的請求原因として,仮に,本件写真集は控訴人が創作したものでなく,控訴人に著作権が帰属しないとされた場合には,本件各人形の制作者である控訴人の許諾を受けることなく,本件写真集を制作・出版させた被控訴人の行為は,本件各人形について有する控訴人の著作権を侵害する不法行為を構成するなどと主張して,控訴人が被控訴人に対し,不法行為に基づく損害賠償を求めた事案である。
そして,原判決は,①本件写真集の著作権が控訴人に帰属すると認めることはできない,また,②控訴人は本件各人形を使用して本件写真集を制作・出版することを許諾していたと認められるから,被控訴人の各行為は不法行為を構成しないとして,控訴人(一審原告)の請求を棄却した。これに対して,控訴人は,原判決を不服として本件控訴を提起した。

|

« 平成18(ワ)7073職務発明の対価金請求事件 | トップページ | 平成19(ワ)7324損害賠償請求事件(「愛の流刑地」に関するもの) »

裁判例」カテゴリの記事