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2007.11.21

平成18(行ウ)124 健康保険受給権確認 (混合診療に関する訴訟)

平成18(行ウ)124 健康保険受給権確認
平成19年11月07日東京地方裁判所民事第3部判決

混合診療の適法性(違法性)に関する訴訟の判決

判決文(裁判所サイト)

事案の概要(判決文による)

健康保険法(以下「法」という。平成18年法律第83号による改正前のものを「旧法」という)は,医師。が行う診療のうち特定の診療を,保険者(政府等)が被保険者に対し行う「療養の給付」と定め(法63条1項),被保険者は,このような「療養の給付」に当たる診療を受けた場合,それに要した費用の一部のみを負担すれば足りる旨を定めている(法74条1項)。原告は,「療養の給付」に該当する療養(インターフェロン療法)に加えて,「療養の給付」に該当しない療養(活性化自己リンパ球移入療法)を併用する診療(いわゆる混合診療)を受けたところ,インターフェロン療法についても,「療養の給付」に当たらず,当該療法に要した費用についても全額を負担すべきものとされた。
本件は,原告が,被告に対し,これは法に違反するものであり,また憲法違反であるとして,上記のような混合診療を受けた場合であっても,本来法が定める「療養の給付」に当たる診療については,なお法に基づく「療養の給付」を受けることができる権利を有することの確認を求めた事案(行政事件訴訟法4条の「公法上の法律関係に関する確認の訴え」)である。

平井利明のメモ

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