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2008.02.23

平成20年01月31日知的財産高等裁判所判決(特許権取得関連)

平成19(ネ)10030損害賠償等請求控訴事件
平成20年01月31日知的財産高等裁判所判決   
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=07&hanreiNo=35660&hanreiKbn=06

判決文(裁判所サイト)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20080201160519.pdf

主文
1 本件控訴を棄却する。
2 控訴費用は控訴人の負担とする。

控訴の趣旨
1 原判決を取り消す。
2 被控訴人らは,控訴人に対し,連帯して880万円及びこれに対する平成17年5月1日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。
3 被控訴人らは,控訴人に対し,日本疾患モデル学会には原判決別紙謝罪広告(1)記載のとおりの謝罪広告を,日本分子生物学会には同別紙謝罪広告(2)記載のとおりの謝罪広告を,日本病理学会には同別紙謝罪広告(3)記載のとおりの謝罪広告を,順天堂大学には同別紙謝罪広告(4)記載のとおりの謝罪広告を,同別紙謝罪広告掲載方法一覧表記載の方法で,それぞれ1回ずつ掲載せよ。
4 訴訟費用は,第1,2審とも被控訴人らの負担とする。

事案の概要(判決文より)
本件は,順天堂大学医学部病理学第二講座の助教授である控訴人(第1審原告)(以下「原告」という。)が,同教授である被控訴人(第1審被告)Y1(以下「被告Y1」という。)及び同助手である被控訴人(第1審被告)Y2(以下「被告Y2」という。)が,自己免疫疾患を発症するモデルマウスに係る原告の研究成果ないし発明を,原告に無断でかつ原告の氏名を発表者に掲げることなく,学会で研究発表したことにより,同研究成果の侵奪による精神的損害及び同発明に係る特許を受ける権利の侵害による財産的損害を被ったと主張して,被告らに対し,不法行為に基づく損害賠償(合計880万円)の支払とともに,謝罪広告の掲載を求めた事案である。原判決は,原告は,上記モデルマウスについての科学的ないし学術的思想の創作行為に現実に加担したとはいえないので,その研究成果を最初に得たということはできず,また,原告は,同モデルマウスに係る発明の真の発明者にも当たらないので特許を受ける権利を有していないなどとして,原告の請求をいずれも棄却した。原告は,原判決を不服として本件控訴を提起した。

平井利明のメモ

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