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2008.05.21

平成20年04月24日東京地方裁判所判決(有価証券報告書等への虚偽記載と損害賠償)

平成17(ワ)1768等損害賠償請求事件
平成20年04月24日東京地方裁判所民事第8部判決

判決文(裁判所サイト)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20080521162620.pdf

事案の概要(判決文より)
原告らが,被告らに対し,被告西武鉄道株式会社(以下「被告西武鉄道」という。)が株式会社コクド(以下「コクド」という。)所有にかかる被告西武鉄道の株式数を過少に記載した有価証券報告書及び半期報告書を関東財務局長等に対し継続して提出してその虚偽記載を訂正せず,また,コクドも当該虚偽記載に積極的に関与したため,被告西武鉄道の株式(以下「西武鉄道株式」という。)を取得した原告らが損害を被ったと主張し,被告西武鉄道及びコクドを吸収合併した被告株式会社プリンスホテル(以下「被告プリンスホテル」という。)に対しては不法行為(民法709条,719条1項前段)に基づき,被告西武鉄道及びコクドの代表取締役であった被告A,被告西武鉄道の代表取締役であった被告B並びに被告西武鉄道の代表取締役であった亡Dの相続人である被告Cに対しては不法行為(民法709条,719条1項前段)又は平成16年法律第97号による改正前の証券取引法(平成18年法律第65号により法律の題名が「金融商品取引法」と改められた。以下「旧証取法」という)24条の4,24条の。5第5項,22条1項に基づき,連帯して,損害賠償金及びこれらに対する不法行為の後の日である平成16年10月13日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案

主  文
1 被告西武鉄道株式会社,被告株式会社プリンスホテル,被告A及び被告Bは,別紙認容額等一覧表1の「原告」欄記載の各原告に対し,連帯して,同表「認容額」欄記載の各金員及びこれらに対する平成16年10月13日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。
2 被告Cは,別紙認容額等一覧表2の「原告」欄記載の各原告に対し,被告西武鉄道株式会社,被告株式会社プリンスホテル,被告A及び被告Bと連帯して,同表「認容額」欄記載の各金員及びこれらに対する平成16年10月13日から支払済みまで年5分の割合による金員を,亡Dから相続した財産の存する限度において,支払え。
3 上記原告らのその余の請求及び上記原告ら以外の原告らの請求をいずれも棄却する。
4 訴訟費用の負担は次のとおりとする。
(1) 別紙認容額等一覧表1の「1 原告」欄記載の原告らと被告西武鉄道株式会社,被告株式会社プリンスホテル,被告A及び被告Bとの間においては,当該当事者間において生じた訴訟費用のうち,当該原告らに生じた費用の3分の1及び当該被告らに生じた費用を当該被告らの負担とし,当該原告らに生じたその余の費用を当該原告らの負担とし,その余の原告らと当該被告らとの間においては,当該当事者間において生じた訴訟費用の全部をその余の原告らの負担とする。
(2) 別紙認容額等一覧表2の「2 原告」欄記載の原告らと被告Cとの間においては,当該当事者間において生じた訴訟費用のうち,当該原告らに生じた費用の3分の1及び被告Cに生じた費用を被告Cの負担とし,当該原告らに生じたその余の費用を当該原告らの負担とし,その余の原告らと被告Cとの間においては,当該当事者間において生じた訴訟費用の全部をその余の原告らの負担とする。
5 この判決は,第1項及び第2項に限り,仮に執行することができる。

平井利明のメモ

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