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2008.08.09

訴訟リスクによる萎縮医療(厚生労働省のパンフレットより)

医療安全の推進
「医療サービスの安全が確保されることは、国民全体の願いであり、国民の医療安全に対する関心も高まっていています。現在、診療行為に関連した死亡等については、死因の調査等を行う専門的な機関は設けられておらず、医療事故等に関する責任等の判断が民事手続や刑事手続に委ねられています。しかしこうした手続においては、患者・遺族の共通の願いである医療事故の真相究明が必ずしも十分に行えていません。また、医者にとっても懸命に手を尽くした事例であるのにもかかわらず訴訟を起こされてしまうといった問題が生じ、訴訟リスクの高い産科等が敬遠されてしまうといった事態も起こっています。医療事故等の真相究明やその再発防止を行うために、また医療従事者が萎縮することなく医療を行える環境を実現するため、診療行為に関連した死亡の死因究明を行う専門的な機関を設置する等、医療リスクに対応できる支援体制の整備を現在進めているところです。」
(厚生労働法のパンフレットより)
http://www.mhlw.go.jp/wp/publish/pdf/p01.pdf

厚生労働省が、訴訟を起こされるという恐怖が、医師等による医療の多くの場面での萎縮を生み、そのことによって国民の多くが十分な医療をうけることの出来る機会を失うことになっているという社会的実態を、その省を紹介するパンフレットにおいて明示しているということは、この問題が、かなり深刻な問題となっていることを皆が認識しなければならない段階に至っていることを意味していると言えよう。

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