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2008.10.31

マグダレーナ(Anna Magdalena Bach)作曲の無伴奏チェロ組曲?

J.S.バッハ作曲の無伴奏チェロ組曲(集)(Suiten für Violoncello solo)。
チェロを代表する曲であり,チェロを弾かれる方々にとってはバイブル的な存在で,その崇高さからは,多くの器楽曲の中においても上位にランクされて不思議でない名曲。
チェロの名手と言われる方々は必ず取り上げてかつ名演を残している。
ウィキペディアにも「あらゆるチェロ曲のなかの最高峰とされ、チェリストにとっては、聖典的な作品。バッハの全作品のなかでも、評価は極めて高い。」とある。

しかし,この曲は,J.S.バッハが作曲したものではないとの見解が示されているとのこと。
知りませんでした。
引用
『[シドニー 10日 ロイター]オーストラリアのクラシック音楽専門家が、18世紀に活躍したドイツの音楽家ヨハン・セバスチャン・バッハの曲の一部について、妻が作曲したことを示す証拠を発見したと主張している。ダーウィン・オーケストラの指揮者マーティン・ジャービス氏は、30年を超える研究と法医学的な手法により、バッハの2番目の妻であるアンナ・マクダレーナ・ビルケが、バッハの名曲の一部を書いたことは明白だという。ジャービス氏はロイターに対し「無伴奏チェロ組曲が、ヨハン・セバスチャンによって書かれていないことに疑いはない」と述べた。同氏は英国王立音楽院の生徒だった10代のころにバッハの作品に疑念を持ち始め、無伴奏チェロ組曲を演奏しているときに何かがおかしいと確信したという。その後、2001年には、チェロ組曲がバッハの作品でないという理由を18通り考え付いたとしている。また、楽譜のコピーを入手して法医学的手法などで分析を行ったところ、バッハの友人である音楽家の手書きで「バッハ夫人によって書かれた」という記述を発見したとも語っている。バッハはアンナ・マクダレーナと1721年に結婚。1750年にこの世を去っている。」』
引用終わり
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-34246120081010

 なお,検索してみると,「バッハの「無伴奏チェロ組曲」は原譜は存在しなく,アンナ・マグダレーナの手になるものが存在しているだけである。」とのことのようだ。
その楽譜の一部(ウィキペディアより)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/9c/Bachs1a.gif

 なお上記の説は同人によって2年も前に出されていたようですがその後発展が見られなかったところ,最近また出てきたというもののようですね。

 真相はどうなのだか・・・・・??

 しかし,法医学的手法とはなんぞや?
 (原譜がなくて)アンナ・マグダレーナの筆写版しかないという現状において,つまり,残された譜面はアンナ・マグダレーナが記したものであることが明らかであるところ,法医学的手法によって,アンナ・マグダレーナの作であるということが判るということ自体が,わからない。
 法医学は,記載されたものが,自らの創意に基づくものかそうでないものであるかを判別することが出来るぐらいに発達しているということなのでしょうかねぇ?
 
因みに,全6曲の楽譜は次のサイトでダウンロードが可能。
http://imslp.info/files/imglnks/usimg/2/26/IMSLP12165-Bach_-_Sechs_Suiten_F__r_Violoncello.pdf

楽譜だけ見ると・・・・・・確かに練習曲のようにしか見えないですよね・・・・・それも第6組曲ともなると難儀な練習曲・・・・
(物の価値を見いだすことの出来ない,私でした・・・・・・トホホ)
  
         
 

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