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2009.01.29

平成20年12月25日東京地方裁判所民事第14部判決(医事訴訟・歯科・請求棄却)

平成18(ワ)20440損害賠償請求事件
平成20年12月25日東京地方裁判所民事第14部判決 
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=04&hanreiNo=37172&hanreiKbn=03

事案の概要(判決文より)
「被告の開設する病院の小児歯科及び矯正歯科に順次通院して診療を受けていた原告が,小児歯科での診療中に歯根吸収(別紙医学用語一覧9)及び開咬(中略)を生じ,さらに,矯正歯科での診療中にこれらが悪化したとした上,小児歯科での診療中に歯根吸収及び開咬を生じたのは,担当医師において,①前歯部のデンタルレントゲン(中略)撮影を行い,歯根吸収を発見したときに速やかに矯正治療の中止又は治療方針の変更をして重篤な歯根吸収の発生を防止すべき義務を怠ったこと,②新たな不正咬合を発生させない義務を怠ったこと,これらが原因であり,また,矯正歯科での診療中にこれらが悪化したのは,担当医師において,①治療を中止するか,又は,後戻り(矯正治療後移動を行った歯が元の不正の状態に再び戻り始めること)の経過を見ながら保定(中略)装置に切り替えるといった歯根吸収の危険性のより低い消極的治療を選択すべき義務を怠ったこと,②前歯部のデンタルレントゲン撮影をし,歯根吸収を発見したときに速やかに矯正治療の中止又は治療方針の変更をして重篤な歯根吸収の発生を防止すべき義務を怠ったこと,③新たな不正咬合を発生させない義務を怠ったこと,これらが原因である,矯正歯科の担当医師には,歯根吸収の危険性等について十分な説明をしなかった説明義務違反がある,と主張して,被告に対し,診療契約上の債務不履行に基づいて,既払診療費相当額及び後遺症慰謝料等の損害金並びにこれに対する催告日の翌日からの民法所定の割合による遅延損害金の支払を求めている事案」

判決文(裁判所サイト)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20090108133500.pdf

平井利明のメモ

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