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2009.01.28

平成21年01月27日知的財産高等裁判所判決(テレビ番組を録画しインターネット経由で転送して海外での視聴を可能にするサービスについて)

平成20年(ネ)第10055号著作権侵害差止等請求控訴事件・平成20年(ネ)第10069号同附帯控訴事件
平成21年1月27日知的財産高等裁判所判決
原審・東京地方裁判所平成19年(ワ)第17279号
平成20年5月28日判決言渡

http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=07&hanreiNo=37223&hanreiKbn=06

判決文(裁判所サイト)
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20090128154308.pdf

主文
1 原判決中,控訴人敗訴部分を取り消す。
2 被控訴人らの請求及び附帯控訴をいずれも棄却する。
3 訴訟費用は,第1,2審とも被控訴人らの負担とする。

放送局側の全面敗訴。

事案の概要
「本件は,被控訴人9名及び脱退被控訴人フジテレビ(以下「脱退前被控訴人10名」という。)が,「ロクラクⅡビデオデッキレンタル」との名称で行う控訴人の事業は,ハードディスク・レコーダー「ロクラクⅡ」(以下「ロクラクⅡ」という。)2台1組のうち,日本国内に設置した1台でテレビ放送に係る放送波を受信・録画し,利用者に貸与又は譲渡した他の1台で当該利用者に日本国内で放送されるテレビ番組の視聴を可能にするサービス(原判決別紙サービス目録記載のサービス。以下「本件対象サービス」という。)であって,控訴人の同事業に係る行為は,被控訴人日本テレビ,同TBS,同テレビ朝日,同テレビ東京及び脱退被控訴人フジテレビ(以下「脱退前被控訴人東京局5社」という。)並びに被控訴人NHKがそれぞれ著作権を有し,又は有していた原判決別紙著作物目録記載の各テレビ番組(以下「本件番組」という。)を,脱退前被控訴人10名がそれぞれ著作隣接権を有し,又は有していた原判決別紙放送目録(ただし,同目録の5の「原告フジテレビ」を「脱退被控訴人フジテレビ」と改める。)記載の各テレビ放送(以下「本件放送」という。)に係る音又は影像をそれぞれ複製する行為に該当するから,被控訴人NHK及び脱退前被控訴人東京局5社の本件番組についての複製権並びに脱退前被控訴人10名の本件放送に係る音又は影像についての複製権をそれぞれ侵害するものであり,これらにより,脱退前被控訴人10名がそれぞれ損害を被った旨主張し,控訴人に対し,①被控訴人NHK及び脱退前被控訴人東京局5社が,本件対象サービスにおいて本件番組(著作物)を複製の対象とすることの差止めを,②脱退前被控訴人10名が,本件対象サービスにおいて本件放送に係る音又は影像を録音又は録画の対象とすることの差止め及び本件対象サービスに供されているロクラクⅡの親機の廃棄をそれぞれ求め,③脱退前被控訴人10名が,それぞれ附帯控訴の趣旨(上記第1の2(1))記載の各金員(損害賠償金及びこれに対する遅延損害金)の支払を求める事案」

平井利明のメモ

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