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2009.05.01

「債権法改正の基本方針」民法(債権法)改正検討委員会編

別冊NBL No.126
債権法改正の基本方針
民法(債権法)改正検討委員会 編
B5判 438頁 3,675円(税込)
ISBN978-4-7857-7098-3  09.4刊
「民法(債権法)改正検討委員会が、約2年半にわたる検討の成果として取りまとめた「債権法改正の基本方針」および「提案要旨」を収録する。今後の改正論議の出発点となる重要資料!」
<主要目次>
■債権法改正の基本方針(提案要旨付)  民法(債権法)改正検討委員会
■<特別対談> 民法(債権法)改正検討委員会の審議を終えて
民法(債権法)改正検討委員会委員長・早稲田大学教授   鎌田 薫
民法(債権法)改正検討委員会事務局長・法務省民事局参与 内田 貴


いくつかの点についてざっと読んでみましたが,これを全部の論点について行うとなれば相当大変ですね。
なお,方向性が示されているとのことですが,具体的に条文化されたときにどのような表現になるのだろうか,なんて考えてしまうものもありますね。
例えば
(条件の成否未定の間における法律関係)
「信義則に反する行為により条件成就を妨げた場合」とありますが,現行法(民法130条)における「故意」に代わる概念として用いる方針のようです。
現行民法では「信義」という言葉は,民法における根底的概念として,第1条2項(権利の行使及び義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければならない。)において用いられている概念ですが,この根底的な「信義」あるいは「信義則」という概念を,個々の条文の中にも用いるのですね。

平井利明のメモ

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