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2009.10.05

平成21年10月01日最高裁判所第一小法廷判決(簡易生命保険特約約款の解釈関連)

平成21(受)540保険金請求事件
平成21年10月01日最高裁判所第一小法廷判決

原審
東京高等裁判所   
平成20(ネ)2718
平成20年12月17日

裁判要旨
簡易生命保険契約に適用される簡易生命保険特約約款が手術保険金の支払対象となる手術として定める「子宮観血手術」の意義
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=02&hanreiNo=38024&hanreiKbn=01

判決文
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20091001110923.pdf

判決文より
「簡易生命保険契約の被保険者である被上告人が,流産後に子宮内容除去術を受けたことについて,上告人に対し,上記保険契約に基づき3万円の手術保険金の支払を求める事案」

「本件別表は,手術保険金の支払対象となる手術として「その他の子宮観血手術(人工妊娠中絶術を除く。)」を掲げるところ,ここにいう「子宮観血手術」は,切開,切除の操作によるものか否かにかかわりなく,子宮に関する手術のうち一般に出血を伴う手術を指すと解するのが相当である。そして,前記事実関係によれば,子宮内容除去術を行う際には,子宮壁と胎盤とをつなぐ血管を切断したり,子宮壁に損傷が生じたりして,一般に出血を伴うというのであるから,子宮内容除去術は,本件別表において手術保険金の支払対象外と明示されている人工妊娠中絶術を除き,本件別表にいう「子宮観血手術」に該当すると解すべきである。」
「前記事実関係によれば,本件手術は流産後に行われた子宮内容除去術であり,これが人工妊娠中絶術に該当しないことは明らかである。」

平井利明のメモ

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