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2009.12.09

集合債権譲渡担保はそれ自体が無効?

 ある苦境に陥った会社を支援等するために,売掛金の集合債権譲渡担保等を取得して取引を継続させ,その後も,継続的に商品を納入し,また,商品展開等の協議等を継続させていたが,不幸にして数ヶ月後に倒産に至ってしまったというケースについて,破産管財人から売掛金の集合債権譲渡等の担保否認権訴訟を提起された。

 管財人曰く,苦境に陥った段階で,支払停止の状態にあったとのことである。しかし,仮にその段階で支払停止の状態にあったとすれば,その後に商品供給の継続をすることなど無いとは思うのだが・・・・・・。
 また,管財人は,「それ自体が公序良俗違反により無効であるという説も有力であるほどの,超異常事態にのみ用いられる,極めて異例の超強力な担保である,集合債権譲渡担保」と言われる。しかし,不肖ながらそのような説が有力であることは知らないし,また,集合債権譲渡担保が公序良俗違反であるならば,中小の会社をも含めた,融資の際の担保提供の道を閉ざす事になってしまうと考えざるを得ない。

 というようなこともあって,負けられない裁判。

平井利明のメモ

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