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2010.01.05

法めも:引用@著作権法@著作権の制限

第三十二条  公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

2  国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人が一般に周知させることを目的として作成し、その著作の名義の下に公表する広報資料、調査統計資料、報告書その他これらに類する著作物は、説明の材料として新聞紙、雑誌その他の刊行物に転載することができる。ただし、これを禁止する旨の表示がある場合は、この限りでない。


メモ:
 他人の著作物を利用する場合には,著作権者の了解を得なければならないことが大原則です。
 その大原則の例外を定めるものです。そして,この規定は,実際上にも大きな役割を担っています。
 「引用」という形で他の著作物を利用する際には,著作権者の了解を得なくてもよいということです。利用の形態は,複製だけに留まらず,色々な形態(朗読,上映,放送,インターネットへ発信等)が可能とされています。
 ただし,「引用」も無制限に認められるものではないことに注意する必要があるのですが,「公正な慣行」や「正当な範囲」等の内容は一見して明確というものではないので色々と難しい問題が生じ得ます。

平井利明のメモ

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