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2010.03.23

平成22年03月02日最高裁判所第三小法廷判決(国賠法2条関連)

平成20(受)1418損害賠償請求事件
平成22年03月02日最高裁判所第三小法廷判決

【破棄自判】

原審
札幌高等裁判所   
平成19(ネ)247
平成20年04月18日

裁判要旨
北海道内の高速道路で自動車の運転者がキツネとの衝突を避けようとして自損事故を起こした場合において,小動物の侵入防止対策が講じられていなかったからといって上記道路に設置又は管理の瑕疵があったとはいえないとされた事例
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=02&hanreiNo=38526&hanreiKbn=01

判決文
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20100302142508.pdf

判決文より
「北海道内の高速道路において,自動車の運転者が,キツネとの衝突を避けようとして自損事故を起こし停車中,後続車に衝突されて死亡したことについて,上記運転者の相続人である被上告人らが,上記自損事故当時の上記高速道路の管理者であった日本道路公団の訴訟承継人である上告人に対し,キツネの侵入防止措置が不十分であった点で,上記高速道路の設置又は管理に瑕疵があったと主張して,国家賠償法2条1項に基づく損害賠償を求める事案」

「国家賠償法2条1項にいう営造物の設置又は管理の瑕疵とは,営造物が通常有すべき安全性を欠いていることをいい,当該営造物の使用に関連して事故が発生し,被害が生じた場合において,当該営造物の設置又は管理に瑕疵があったとみられるかどうかは,その事故当時における当該営造物の構造,用法,場所的環境,利用状況等諸般の事情を総合考慮して具体的個別的に判断すべきである(最高裁昭和42年(オ)第921号同45年8月20日第一小法廷判決・民集24巻9号1268頁,同昭和53年(オ)第76号同年7月4日第三小法廷判決・民集32巻5号809頁参照)」

平井利明のメモ

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