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2010.09.30

大阪地裁医事部における書証分類の変更


大阪地方裁判所における医療訴訟の集中部(第17民事部,第19民事部及び第20民事部)は,次の例のように,従来から訴訟番号の振り分けを行っているが,B号証とC号証についてその振り分けのルールを一部変更するとのことである。

<書証番号の例>
 甲A第1号証
 甲B第1号証
 甲C第1号証

 乙A第1号証
 乙B第1号証
 乙C第1号証


<変更後のルール>

A号証:従来どおり(取扱に変更無し)
医療・看護・投薬行為等の診療経過の確定に関する書証
「診療録・看護記録・レントゲンフィルム等の各種検査記録,診断書等」

B号証:取扱に一部変更あり
医療行為等の評価,一般的な医学的知見その他これに類する書証
「医学文献,私的意見書等」

C号証:取扱に一部変更あり
損害立証のための書証,紛争発生後に作成された書証等A及びB号証に属しない書証
「治療費に関する領収書,事前交渉等における内容証明郵便等」

大まかに言うと,従来は,A号証は「診療経過の確定に関する書証」,C号証は「損害立証のための書証」とされB号証が「その他」という扱いであったものを,この度,B号証を「医学的な評価に関する書証」に限定しそれ以外の証拠をC号証へと移したということになる。

この取扱は,平成22年10月1日(つまり明日)から実施され,新件のみならず,継続中の事件についても,10月1日以降に提出する書証について適用するとのこと。


平井利明のメモ

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