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2010.10.29

平成22年10月26日最高裁判所第一小法廷決定(管制指示に関する業務上過失傷害事件関連)

平成20(あ)920業務上過失傷害被告事件
平成22年10月26日最高裁判所第一小法廷決定

原審
東京高等裁判所
平成18(う)1318
平成20年04月11日

裁判要旨
航空機の異常接近事故について,便名を言い間違えて降下の管制指示をした実地訓練中の航空管制官及びこれを是正しなかった指導監督者である航空管制官の両名に業務上過失傷害罪が成立するとされた事例

http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=02&hanreiNo=80801&hanreiKbn=01

判決文
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20101029111711.pdf


裁判官宮川光治の補足意見
裁判官櫻井龍子の反対意見
がある。
反対意見は
「本件ニアミスについて,被告人両名に結果発生の予見可能性があったことを認め,さらに,本件降下指示と本件ニアミスとの間に法的な意味での因果関係があるものと認めた原判断は,事実の認定に重大な誤りがあり,被告人Aによる本件降下指示及びそれを是正しなかった被告人Bの不作為について過失責任を問うことはできないと考える。」
としている。
個人的には,反対意見に示されたような事情がありながら,積極的に刑罰の発動を認める多数意見には大きな疑問がある。

平井利明のメモ

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