« 平成24年03月13日最高裁判所第三小法廷判決 (金商法上の虚偽記載等に係る記載すべき重要な事項関連等) | トップページ | 有斐閣判例六法Reading »

2012.04.08

「電子法令検索」@iPhone用,iPad用

iPhoneやiPadに法令等が入っていると便利である。
特にiPhoneはどこにでも持ち歩くものなので,一覧性等には劣るものの,いつでも参照に出来る点は大きな武器である。

iPhone用あるいはiPad用のアプリ「電子法令検索」は,総務省が開設している「法令データ提供システム」からのデータ等をベースとしたビューアーのようなもののようだ。データがすべてアプリに取り込まれていることから,ネットつながっていなくても見ることが出来る。
同様のものに,先行して存在する「パーフェクト六法LAW lancher」(現在350円:無料版もあるのだが私は違いをチェックしていない)がある。
これはその都度,法令単位でデータをダウンロードする事になるためネットにつながっていないと未ダウンロードの法令の内容を見ることが出来ない。また,一つ一つダウンロードしなければならないところが手間である。
その点,「電子法令検索」は既に膨大なデータが取り込まれているので手間が省ける。特に,私のように,Wi-fi版のiPad を使っているものにとってはネットに接続していない環境で利用できることは重要な利点である。

「電子法令検索」はアプリそのものは無料なのだが,無料版に入っている法令は現時点では平成23年1月版までのようである。
それ以後に追加或いは改正された法例をフォローしようとすれば,データのアップデート版を購入する必要がある(現時点で1つの版で350円を要する)。
毎月更新版が出ているようだが,すべて応じるとかなり費用がかかることになる。最新のアップデート版はそれ以前の変更が反映されているようなので,ある程度の期間毎にアップデートすれば費用を抑えられることになるようになるのだろう。
なお,「LAW lancher」は,有料のアプリだが,そのようなデータのアップデートに要する費用は必要としない。その点は,「LAW lancher」に優位性がある。

「電子法令検索」には,最高裁判所規則、衆議院規則、参議院規則などが入っていないので,これについてはアドオンとして別途購入する必要がある。現時点で900円するのだが,これは,本体の価格に比すると感覚的に高いように感じる。しかし,法律の実務に携わる場合等には最高裁判所規則は無視できないので,これは購入せざるを得ないことになる。よって,実務等で使うには,実質的には最低でも900円するアプリと考えた方がよいのだろう。
なお,「LAW lancher」の場合は,これらの規則等を追加料金を要することなくして見ることが出来る。
因みに,「電子法令検索」には「略称法令名データ」というアドオンもあるのだが,現在の値段である900円に見合うほどの有用性があるのかが疑問なので,これは購入していない。

「電子法令検索」iPhone用とiPad用のアプリが用意されている。両者は別アプリの扱いとなっているようだ。よって,アップデート版あるいはアドオン版を,iPhone版といPad 版の両方とも購入する必要があるようだ。
従って,iPadとiPhoneの両方で用いるためにはデータ代として2重の費用を要することになる。

なお「LAW lancher」もiPhone用とiPad用が用意されているのだが,iPhone版をiPadで使うことが可能であり且つ十分に使えるので,敢えてiPad版を購入する必要はないように個人的には思っている(但し,私は,iPad用は購入していないので,その便利さ等について正しく評価できない)。

「電子法令検索」と「LAW Lancher」の二つのアプリを場面に応じて使い分けると合理的なのかなと感じている。(費用対効果の面から考えると)。

平井利明のメモ

|

« 平成24年03月13日最高裁判所第三小法廷判決 (金商法上の虚偽記載等に係る記載すべき重要な事項関連等) | トップページ | 有斐閣判例六法Reading »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事