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2013.05.22

短答試験の解説が目の前に

出版社から解説分担の指示書が到着。
司法試験の短答試験の解説を書く範囲が確定した。
なお,解説を書く前には,問題を自分なりに解いてみるのだが,解くのも大変ではあるがそれなりに直感的に枝を切って正答に至る,あるいは正答近くにいたることはまあまあ出来る。
しかし,その正誤の根拠を一つ一つ探し出して具体的に示すことは,例え分担が10問であっても,楽な作業ではない。
条文上の根拠のある場合はさほどの苦労はないのだが,判例が根拠である場合はその原典をさがしてこなければならない。
大審院の明治時代等の判決だと,極めて難解なカタカナ文もやはり読まなければならない。なお,そのような作業を実際にしてみると,なぜその裁判例がそのような結論を導いている先例とされているのかかなり疑問に思うこともある。
また,受験生の便宜のために,よく利用されている教科書における掲載個所も参考に記載することになるが,そのための検索作業にも結構手間がかかる。
そんな作業を今年も引き受けるかどうかを考えたが,引き続き引き受けてしまい,今になって昨年の苦難が思い出されている次第。

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