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2015.04.09

平成27年4月9日最高裁判所第一小法廷判決(親の監督義務関連)

平成24(受)1948損害賠償請求事件
平成27年4月9日最高裁判所第一小法廷判決

【破棄自判】

原審
大阪高等裁判所
平成23(ネ)2294
平成24年6月7日

判示事項
責任を弁識する能力のない未成年者が他人に損害を加えた場合において,その親権者が民法714条1項の監督義務者としての義務を怠らなかったとされた事例
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=85032

判決文
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/032/085032_hanrei.pdf

判決文より
「本件は,自動二輪車を運転して小学校の校庭横の道路を進行していたB(当時85歳)が,その校庭から転がり出てきたサッカーボールを避けようとして転倒して負傷し,その後死亡したことにつき,同人の権利義務を承継した被上告人らが,上記サッカーボールを蹴ったC(当時11歳)の父母である上告人らに対し,民法709条又は714条1項に基づく損害賠償を請求する事案である。上告人らがCに対する監督義務を怠らなかったかどうかが争われている。」

「親権者の直接的な監視下にない子の行動についての日頃の指導監督は,ある程度一般的なものとならざるを得ないから,通常は人身に危険が及ぶものとはみられない行為によってたまたま人身に損害を生じさせた場合は,当該行為について具体的に予見可能であるなど特別の事情が認められない限り,子に対する監督義務を尽くしていなかったとすべきではない。」

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