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2019.12.07

感度,特異度,疑陽性,偽陰性,有病率

感 度:ある病気に罹っている患者をその病気に罹っていると判断する率
特異度:ある病気に罹っていない患者をその病気に罹っていないと判断する率

偽陰性:その病気に罹っているにもかかわらず検査で「陰性」と判定されるもの
     →見逃される症例といえるかな。   偽陰性率:「1-感度」
偽陽性:その病気に罹っていないにもかかわらず検査で「陽性」と判定されるもの  
                       偽陽性率:「1-特異度」

有病率:ある一時点において疾病を有している人の割合

例えば,1万人に1人の割合の有病率の病気を仮定し
検査対象者が100万人であると仮定。
そうすると
その100万人の中には,その病気に罹っている人が100人いることになる。
他方,100万人の中にはその病気に罹っていない人が99万9900人いることになる。
その病気に罹っていない99万9900人が,特異度99%の検査を受けると
 陰性と判定される人:899,910人(こちらは問題なしの結果となる)
 陽性と判定される人:  9,990人
となってしまう。
この陽性と判定された疑陽性の9,990人は,精密検査等によりその病気に罹っていないことを確認しなければならない。
(そもそも,その検査を受けなければ疑陽性と判断されることもなかったので,本来的には平穏に生活を送っていたはずである)
精密検査等を実施する費用が発生する。時間もかかる。
精密検査等には侵襲を伴うものもあり精密検査等の合併症等により重篤な結果となることもありうる。場合によっては死もあり得る。

ということらしい(考え方や数字があっているかな?)。
難しい問題。

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